21日に投票が行われた参議院選挙・岡山選挙区で自民党現職の石井正弘さん(73)が再選を決めました。立憲民主党の新人で野党統一候補の原田謙介さん(33)は及びませんでした。
(立憲民主党・新人/原田謙介さん) 「若い世代、あるいは世代にかかわらず、次の世代を育てるということに思いを持っている方に声をかけることができましたので、浸透はしていったんだとは思いますが、やはり浸透しきらなかったところが結果に現れてるところもあるかなと思います。 私に投票いただいた皆さまに申し訳ない気持ちがいっぱいです、そして同時にここで終わるわけにはいかないとその気持ちも新たに固めています。少なくとも私が直接会うことができた、あるいは、声をかけることができた仲間や皆さんには、与野党問わずですが、政治の前向きな未来へとつなぐ可能性を感じていただいた部分はあるのではないかなと思います。 今回多くの支援をいただいて多くの皆さんに入れていただいている、未来を託していただいていることを受け止めて前に進んでいきたい」
原田謙介さんは津山市出身の33歳。これまで学生団体やNPO法人で、若者と政治をつなぐ活動に取り組んできました。今年1月に立憲民主党から出馬を表明。野党統一候補として各党の応援を受けて選挙戦を行いました。 教育・子育て最優先を掲げましたが、知名度に勝る石井さんに及びませんでした。