身体障害者野球チーム・岡山桃太郎が全国への切符をかけて、中四国大会(徳島・阿南市)に出場しました。
1日の広島アローズとの決勝では、肘の手術から復帰したエース・早嶋健太が先発マウンドに立ちました。 「まだ感覚が戻っていない」という早嶋は、制球に苦しみながらも、要所を締め、先制点を与えません。
2回、岡山桃太郎は3塁・1塁のチャンスの場面でキャプテン・赤岩がライト線に落ちる先制タイムリー。このあとも打線がつながり、大量6点をあげます。
3回には、早嶋がライト横へ強烈なヒット。相手守備が処理にもたつく間に、俊足を生かして一気にホームイン。チームの大黒柱が投打にわたって、復調をアピールします。
岡山桃太郎は、早嶋ー福留の投手リレーで広島の反撃を2点に抑え、中四国大会4連覇。11月に兵庫県で行われる全国大会の切符をつかみました。 (岡山桃太郎 9-2 広島アローズ)