暑さの影響で販売戦略も変わっています。11日まで3日連続で猛暑日が続くなど、厳しい暑さが続いています。スーパーなどでは例年とは違うものが売れ行きを伸ばしています。
(松木梨菜リポート) 「きょうは少し暑さが和らいだとはいえ、それでも、30度を超えました。こちらでは水遊びをしている親子連れもいます」
(訪れた親子はー) 「9月に入って余計暑いような感じ」 「暑い」 Q.水遊びして涼しくなった? 「うん」
ここ1週間の岡山市の最高気温をみると平年より2、3度高く、11日までは3日連続で猛暑日に。これは1891年の統計開始以来、1位タイの記録です。
この厳しい残暑で「売るもの」にも変化が。
(岡山高島屋 紳士服・紳士雑貨/大戸宏美 セールスマネージャー) 「特に男性のお客様は、体感温度で購買を決める傾向がありますので、それに合わせて半そでの夏物をまだ展開しています」
岡山高島屋では9月に入っても、夏物の半袖のワイシャツやパジャマを販売。この残暑の影響で、夏物の売り上げは昨年より約2割増えました。
(松木梨菜リポート) 「こちらのスーパーでは夏が終わったため売り場は縮小しているんですが、それでもそうめんやひやむぎがよく売れているんです」
また、昨年に比べて飲料やアルコール飲料の売り上げが約3割アップ。一方で、鍋つゆの売り上げが昨年の5割以下とほとんど売れていません。
(リョービプラッツ泉田店/齊藤隆士 店長) 「秋らしく気温が下がってきて鍋つゆが売れていって、白菜やねぎが売れ始めますので合わせて売れていってくれると良いと思います」
暑さはいつまで続くのでしょうか。
(岡山地方気象台/笠谷博幸さん) 「来週最高気温30度を切ってくる予想になっているんですが、しばらくはいつもの時期に比べると暖かい感じになるのかなと思います」