27日、岡山市で現代アートの国際展覧会「岡山芸術交流」が始まります。会場のひとつである旧内山下小学校では、作品を展示する土俵の修復が終わり、土俵開きが行われました。
岡山市北区の旧内山下小学校の土俵は、この学校出身の第31代横綱・常ノ花が寄贈したものです。今回、作品展示のために修復が行われました。
土俵開きの神事には、常ノ花の「やしゃご」である山野辺力くん(9)と海斗くん(8)も東京から参加しました。神事の後は、地元の小中学生約30人と奉納相撲を行いました。
岡山芸術交流は9月27日から11月24日まで開かれます。この土俵では、スイスの作家、パメラ・ローゼンクランツさんの長さ約1メートルのヘビ型ロボットが展示されます。
(岡山芸術交流/那須太郎総合ディレクター) 「忘れられていたとしても、そこに現代美術の作品を置くことで、皆さんに注目してもらい、また新たな価値をつくっていく。今回の土俵というのは非常に象徴的な場かなと思っています」