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プロバスケ・香川ファイブアローズ 東京の会社経営者が新社長に就任 「現場とフロントの風通しを良く」

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 リーグ開幕の2日前。暴力問題でBリーグから制裁を受けた香川ファイブアローズに、新社長が就任しました。

 香川ファイブアローズは19日午後、高松市総合体育館で株主総会と取締役会を開きました。  そして、新しい社長に藤田秀彰さん(51)が就任することが決まりました。

 藤田さんは、3人制バスケットボールなどスポーツイベントの企画などを行う会社(東京)を経営しています。  今年1月からは、ファイブアローズの集客プランを提案するなど、チームの運営にも携わってきました。

(香川ファイブアローズ/藤田秀彰 新社長) 「スポーツのファンづくりを我々は経験してきている中で、そういった経験を生かして、エキサイティングなゲームを提供していくことで満足いただけて、また見に行こうと思っていただけるように」

 香川ファイブアローズはヘッドコーチが選手を蹴ったり、日常的に暴言を吐いたりしていたとして、8月にBリーグから職務停止処分を受け、辞任しました。  このとき、複数の選手からの訴えがあったにもかかわらず具体的な対応を取らなかったとして、クラブや経営陣らも処分を受けました。

 19日の株主総会では、冒頭に暴力問題に関して経営陣が謝罪したということです。  就任した藤田社長は、まず取り組むこととして、“現場とフロントの風通しを良くすること”をあげました。

(香川ファイブアローズ/藤田秀彰 新社長) 「一番大事なのはガバナンス体制をしっかりと強化して、透明性の高い経営を目指すことで再発を防止できると思う」

 香川ファイブアローズは、21日に高松市総合体育館で愛媛との開幕戦に臨みます。

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