終戦から74年。戦争で犠牲になった人たちの追悼式が高松市で行われ、平和への思いを新たにしました。
戦争犠牲者追悼式には、高松市の大西市長や遺族ら約320人が参列しました。 式典では、高松空襲を経験した祖父から悲惨な状況を聞いたという中学3年の宇川奈々葉さんが、平和への思いを語りました。
(勝賀中学校 3年/宇川奈々葉さん) 「いつか世界が平和であることが当たり前となり、誰もが安心して、あすという未来が迎えられることを願います」
また、参列者は一人一人献花台に白い菊の花を手向け、戦地や高松空襲で命を落とした1万644人の冥福を祈りました。
(高松市遺族会/鈴木喜弘 会長) 「いつまでもこういう平和が続くように、戦争の犠牲になった方を末永く慰霊を続けたいと思ってます」