香川県の宇多津漁業協同組合は、四国水族館に対して、魚を飼育する際に出る排水を適切に処理するように訴えました。
「豊かな海を守ろう」
宇多津町沖の海上では42隻の船から約100人が横断幕を掲げ、四国水族館に、魚を飼育する際に出る排水「飼育水」を適切に処理するよう訴えました。
宇多津漁業協同組合など5つの組合からなる「五協協議会」によりますと、飼育水を海に流すと生態系に影響を与える可能性があるといいます。
一方、四国水族館は「法にのっとり、飼育水の処理施設を持っていて、環境には影響ない」とコメントしています。
(宇多津漁業協同組合/木下一彦 組合長) 「一緒に精いっぱい水族館を盛り上げたい。そのためルールを守って豊かな海も守っていきたい」