地元企業などが瀬戸内海の環境保全・再生を目指すプロジェクトが発足から1年が経ち、参加団体が10日、これまでの活動を報告しました。
2024年に発足した「瀬戸内渚フォーラム」には地元企業や漁業組合などが参加しています。
地球温暖化による海水温の上昇や沿岸開発などの影響で、瀬戸内海では魚の生息地「藻場」が減少しています。
プロジェクトでは「藻場」を再生し、生態系を将来に残すことを目指しています。
この1年で調査した藻場の状態や水質データなどが報告され、参加団体が意見を交換しました。
10日に出た意見をもとに仮説を立て、海での実証実験に向けて検証を進めるということです。
(イノカ/松浦京佑 取締役)
「自然を守っていくっていうことを地域経済に還元していくことで、海を守ることで地域が豊かになる、そういったモデルを瀬戸内海で作っていきたい」