台風19号の被災地、福島県相馬市に職員を派遣した岡山県総社市や赤磐市の市長らが、現地での活動を報告しました。
(総社市/片岡聡一 市長) 「被災者としての経験則を得たので、お手伝いできる領域が広がってきた」
報告会には、総社市の片岡聡一市長と赤磐市の友實武則市長、国際医療ボランティア・AMDAの菅波茂理事長らが出席しました。
総社市と赤磐市、AMDAは10月14日から20日まで、台風19号の被災地、福島県相馬市に職員を派遣して支援活動を行いました。総社市と赤磐市は、り災証明書の発行や避難所運営の補助、AMDAは避難者の健康状態の把握や避難所の衛生管理に取り組みました。
(AMDA/菅波茂 理事長) 「これからの災害というのは全国どこでも起こる可能性がある、被災したところがどれくらい情報共有と意思決定に参加できるか、総社市の役割は大きいと思います」
また報告会では、ボランティア不足や被災者のニーズに沿った支援物資が届いていないなどの課題も挙がりました。