香川県西部の医療体制を話し合う会議が開かれ、国に「再編の検討が必要」とされていた滝宮総合病院をそのまま維持する方針を決めました。香川県では対象の4病院全てが「現状維持」という結論になりました。
2月4日夜に行われた医療構想調整会議には、香川県西部の病院の代表や自治体の担当者らが出席しました。会議では、厚生労働省に「再編の検討が必要」とされた綾川町の滝宮総合病院が、一定の診療実績があることなどを報告しました。
調整会議は、周辺に二次救急医療機関がなく再編した場合は、救急医療体制が大きく低下するなどとして「滝宮総合病院は今の機能を維持する必要がある」と結論を出しました。 これで1月に検討した東部の3つの病院と合わせて、香川県では再検証の対象だった4つ全てが「現状維持」という結果になりました。