香川県土庄町の寺に龍神をモチーフにした新しい壁画が完成し、一般公開されました。
小豆島霊場の54番札所宝生院の本堂に奉納されたのは「阿吽(あうん)の双龍」です。
全国の寺や神社で天井画などを描いている、絵師の斎灯サトルさんが制作しました。 2匹の龍が向かい合うように描かれていて、東面には口が開いた龍の「阿」が、西面には口を閉じた「吽」が表現されています。 また、客間の襖にも、新しく龍神が描かれました。
(見に来た人はー) 「ふすまを見てきたんですけれども、大作を頭から尻尾まで見たのは初めて」
(絵師/斎灯サトルさん) 「見た人に幸せをよりいっぱい運んでくれたらいいなと、皆さんにいっぱい幸せがいったらいいと思って描いた」
本堂の龍の絵は、参拝者なら自由に見られるということです。