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来月休止の宇高航路 名残惜しむ利用客で混雑 高松港

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 岡山県玉野市の宇野港と高松港の間を唯一運航している四国急行フェリーが12月16日から休止します。109年続いた宇高航路を惜しんで大勢の人たちで混雑しています。

 四国急行フェリーは現在、宇野と高松の間を1日5往復していますが、12月16日から運航を休止します。  休止の決定後に名残を惜しんで利用する人が増えていて、17日もたくさんの人と車、バイクなどを載せたフェリーが高松港に到着しました。切符売り場も香川県内外から訪れた人たちの行列ができました。

(利用客はー) 「最後と思って乗りにこようと」 「瀬戸大橋を通ろうと思ったけどフェリーがなくなると聞いたので」

(四国急行フェリー/堀本隆文 営業部長) 「宇高航路休止というニュースが出てから最後に瀬戸内海の旅を楽しもうと思ったり、フェリーが懐かしいとまた乗ってくれるお客さんがたくさんいる」

 109年の歴史がある宇高航路ですが、瀬戸大橋との共存が厳しくなって撤退や休止が相次ぎ、残った四国急行フェリーも運航休止を決断しました。

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