さぬき市の長尾寺で正月恒例の「三味線餅つき」が行われました。
長尾寺の「三味線餅つき」は、大正時代の初めに、笛や太鼓を打ち鳴らしながら境内で餅をついたのが始まりとされています。 2日は長尾力餅実行委員会と地元の有志ら約50人が参加し、三味線の音色に合わせて330キロのもち米をついていきました。 3人がリズムよく餅をつく「早打ち」には、初詣客も足を止めていました。
(参拝客) 「リズムがとれてた、ぺったんこって。上手だなって」 「年々、人が多くて賑やかになってるから、いいなと思います」
(長尾力餅実行委員会 菱谷一昭 会長) 「今年一年の幸せを願ってやっておりますので、そういうことを感じて見ていただけたらと思います」
ついた餅は80キロあまりの大きな鏡餅にして1月7日に行われる力餅運搬競技に使われます。