若い世代に献血の協力を呼び掛ける「はたちの献血」キャンペーンが9日、始まりました。
日本赤十字社岡山県支部と岡山県などが、血液が不足しがちな年明けに毎年行っているものです。
オープニングイベントでは公募で選ばれた二十歳の大学生、池内佑衣さんが岡山県赤十字血液センターの1日所長に委嘱されました。
岡山県で献血をする人は2015年度に年間8万人を割り込んで、以来7万人台にとどまっています。特に10代から30代の献血者が10年前と比べて35パーセント減っていて、血液センターは若い世代の献血を増やしたいとしています。
はたちの献血キャンペーンは2月末まで行われます。
(血液センター1日所長/池内 佑衣さん) 「献血のことをもっと若い世代に知ってもらいたいという気持ちが一番強くて、足を運ぶきっかけづくりを私はしたいなと思っているので」