新たな魅力をつくって経営が厳しい池田動物園を救おうと大学生が29日、再建案を提案しました。
岡山理科大学の学生が池田動物園や「動物園の未来を考える会」の依頼を受けて、2019年4月からマーケティングの施策を検討してきました。
報告会で学生たちは、入園ゲートの近くに子どもがカメと触れ合えるカメハウスの建設や、死んだ象のメリーちゃんと理大が研究している恐竜のデジタルコンテンツの制作、そのコンテンツの公開や骨格模型を展示する休憩所の建設を提案しました。
全てを含めた経費は最大約3500万円かかる見込みで、学生たちはクラウドファンディングで資金を調達する計画です。
(池田動物園/赤迫良一 総務部長) 「いい意味の夢に溢れているご提案を頂いた。全部という訳にはいかないかもしれないができるだけ採用してあしたにつなげていきたい」
池田動物園では2019年から「考える会」などの協力で、ホワイトタイガーを迎え入れたり入園ゲートをリニューアルしたりするなど改革を進めています。