2019年の年末から2020年1月にかけて香川県で特殊詐欺の被害が相次いでいます。被害総額が1550万円を超え、警察が注意を呼び掛けています。
香川県警によりますと高松市の80代の女性は、2019年の年末に、金融機関の職員を名乗る男から「令和になってカードを変えないといけなくなった」などと自宅に電話がありました。 そして、訪問してきた男にキャッシュカード2枚をだまし取られ、600万円を引き出されました。
このほかにも、香川県全体で同一の手口による被害が相次ぎ、被害総額は1550万円を超えました。
香川県警では「自治体や金融機関の職員がキャッシュカードや暗証番号について電話で聞くことはない。電話がかかってきたら、家族や周りの人に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。