香川大学の医学部付属病院に出前水族館がお目見えし、訪れた人の目を楽しませています。
(中濱綾那リポート) 「病院の入り口に、瀬戸内の冬の味覚『カキ』をテーマにした水槽が期間限定で展示されています」
日ごろ海に接することが少ない人に、水槽の中の生物を見ることで笑顔になってもらおうと、香川大学瀬戸内圏研究センターが初めて企画したものです。
設置されたのは直径60センチの円柱型の水槽です。志度湾で養殖されているカキと、そこで実際に泳いでいるカワハギ、カサゴなど5種類の魚を水槽内で泳がせています。
また、パネル展示も行われ、カキの餌の植物プランクトンの重要性について紹介しています。
(訪れた人はー) 「病院に入ってきて一番目に付くので見ていて楽しい。魚も一緒に泳いでいるので、子供も興味をもってくれたらなと」 「カキが吊っているのは中々こちらでは見られないので良かった」
水槽は2月10日まで設置され、5月ごろには癒しをテーマにしたミズクラゲの水槽も展示する予定だということです。