地元産品の販路を広げようと、百十四銀行など四国4県の地方銀行が共同で出資する「地域商社」が立ち上がりました。
7日、地域商社「Shikoku(シコク)ブランド」が事業を開始しました。 社長には、百十四銀行で地域創生部の副部長を務めた星野良浩さんが就任しました。
(Shikokuブランド/星野良浩 社長) 「ブランディングした資源を販路開拓するまでワンストップでサポートし、相乗効果を生み出すことが可能となる体制としています」
「Shikokuブランド」は、四国の農産物や工芸品などのブランド化をサポートし、それぞれの銀行のネットワークを活用して販路拡大を支援します。 現在、全国の地方銀行で地域商社設立の動きが広がっていますが、複数の金融機関が連携して設立するのは初めてだということです。
四国の4つの地方銀行は、2016年11月に地方創生に向けた包括提携を結んでいます。