田植えのシーズンがやってきました。岡山県北では、一足早く田植えが始まっています。
青空の下、田植え機の軽やかなエンジン音が響いています。新見市哲西町の農事組合法人、「ファームやだたに鯉が窪」では4月29日に田植えを始めました。
約25ヘクタールの水田を17人の組合員で管理しています。メンバーの安部良彦さん親子は4月8日に種をまき、15センチほどに育った酒米「雄町」の苗を3時間ほどかけて、50アールの田んぼに植えました。
(ファームやだたに鯉が窪/安部良彦さん) 「いまのところ順調です。ちょっと寒さがちょっと心配でしたけど、なんとか苗の方も大きくなっておりますので」
この日植えた「雄町」は10月下旬に刈り取られ、地元の酒造会社で使われます。
この地区では5月半ばに田植えが終わり、青田が広がる風景が見られるということです。