軽症者などを受け入れる療養施設として岡山県が倉敷市のホテルを借り上げ、報道関係者に14日公開しました。
岡山県が借り上げたのは倉敷市の鷲羽山下電ホテルです。全館101室を借り上げ、78室が療養部屋となります。15日から運用を開始します。
(岡山県保健福祉部/渡辺正 課長) 「このホテルは海沿いに面しておりますので環境が良いと考え、さらにホテルの周辺に民家や店舗もないということから」
(下電ホテル/永山久徳 社長) 「医療関係者の方とか岡山県の皆さんに、少しでもこういった施設があることで安心感を与えさせていただければ」
今後、岡山県で新型コロナウイルスの感染が拡大した場合、重症者は医療機関に入院、軽症者と無症状者は療養施設に入ってもらう方針です。
(記者) 「各部屋にはアプリが置いてあり、自分の健康状態を入力して看護師に報告します」
看護師が常駐し、連絡があれば医師が駆け付けて対応します。療養者は決まったエリアで外出し、気分転換できます。
岡山県では現在、4人の軽症者が医療機関に入院していますが、現時点で療養施設に移る予定はないということです。