新型コロナウイルスの影響で輸血用の血液が不足していることを受け、20日に香川県の坂出警察署の警察官たちが献血に協力しました。
坂出署の若手署員で作る会が、署内や地域の掲示板にポスターを貼るなどして協力を呼び掛けました。 署の駐車場にやってきた献血バスで午前9時からの3時間半で署員や地域の人、約40人が献血しました。
(献血する警察官はー) 「血液不足というのは私もお聞きしているので、少しでもそのためになればと思って参加させてもらいました」
香川県赤十字血液センターによりますとイベントなどの中止で、移動式のバスの稼働が大幅に減っています。 4月1日から5月16日までの7週間に献血した人は、医療機関で必要な血液を確保できる人数の約9割に留まっています。
(香川県赤十字血液センター献血推進課/石井博喜 主事) 「献血バスの配車先の確保がなかなか難しい状況が続いておりますので、こういった形で受け入れていただくのは非常にありがたく思っております」