待ちに待ったオープンです。新型コロナウイルスの影響で休館が続いていた香川県宇多津町の四国水族館が、6月1日に開館しました。
香川県宇多津町にこの春、新たに完成した四国水族館。建物の前には、オープンを待ち望む人たちが間隔を空けて並んでいました。
(一番乗りの人はー) 「オープンは楽しみにずっとしていたので、リニューアル初日なので、リフレッシュな水族館を見たいと思って」 「ずっと開くのを楽しみにしていたので、やっと来られてうれしいです」
四国水族館は、約400種、1万4000点の生き物を展示する四国最大級の水族館として、当初3月20日にグランドオープンを予定していました。しかし、新型コロナウイルスの影響でオープンは延期。 4月上旬に来館者を四国4県に住む人に限定して先行オープンしましたが、国の緊急事態宣言などを受け休館していました。
6月1日以降も、1日3回予定していたイルカのショーなど、一部プログラムは休止のままです。 それでも、訪れた人たちは「四国水景」をテーマにした数多くの展示を楽しんでいました。
(来館者はー) 「きょうを待ち望んでいた開園なので来ました」 「今の時期なのですごく癒されるというか、楽しんでいます」
館内では、感染対策を徹底して行っています。
(記者リポート) 「入り口にはサーモグラフィーカメラが置かれ、来館者と職員が顔を合わせるところには透明なシートが張られています」
また、来館者が多く手を触れる箇所を中心に約1時間に一度消毒をしたり、一度に入館できる人の数を通常の4分の1に制限したりといった対策をとっています。 来館者にもマスクの着用を求め、体調がすぐれない人は来館を控えるよう呼びかけています。
(四国水族館/松沢慶将 館長) 「私どもだけでは感染防止というのは完璧にできることはありませんので、ご来館のお客様のご協力がなければできませんから、マスクを着用の上、水族館におでかけいただくようにというのをお願いしているところです」