花火大会の様子は後日、配信される予定です。9日、香川県まんのう町で花火大会が開かれました。観客がいない中全国の花火師の思いが香川の空に上がりました。
9日午後8時。まんのう公園で花火が打ち上げられました。観客はいません。 夜空を彩った花火は、全国の花火師たちから送られたものでした。
打ち上げの約2時間前。全国の花火大会が中止になる中、新しい花火の見せ方に挑戦しようと企画されたイベントには日本各地の花火業者15社が参加しました。
花火の玉には、それぞれの花火師が込めた思いが記されています。
(岸火工品製造所/岸洋介 専務) 「花火師の思いと、『花火が見てみたい』、『やはり夏は花火がないと』というそういう方々へ、接点を作っていただいてこういう機会をいただいたというところで、なんとか今の状況で見てもらえる手段という部分で新しい方法であり、更なるステップなのかなと考えています」
この花火大会の様子は会場に設置したカメラやドローンで撮影します。
(荻津尚輝リポート) 「現在、打ち上げ前の最終調整の段階に入っています。この後、花火師の思いが詰まった花火が空高く打ち上げられます」
(岸火工品製造所/岸洋介 専務) 「気が付けば僕が魅了されていたというか、それだけ大変な状況の中送っていただいた玉には、非常に気持ちというか魂というか、そういうものが乗っかっていたなと僕は感じました」
この大会の映像は、28日にYouTubeで公開されます。視聴者の投票で、最もよかった花火業者を決めるということです。