岡山県高梁市出身の洋画家、児島虎次郎が留学先などで撮影した写真を集めた特別展が高梁市で開かれています。
児島虎次郎の没後90年を記念した特別展です。虎次郎は1908年から5年間、絵画修業のためベルギーに留学。その後も2度、パリなどを訪れています。
その際、撮影した各地の風物や交流のあった人の写真約100点が今回、初公開されました。
1912年に撮影された「美術アカデミーの卒業記念」です。モデルになった女性は油絵にも登場していて、写真と並べて飾っています。
(高梁市成羽美術館/澤原一志 館長) 「写真と虎次郎さんの絵画、これも見比べていただきながら味わっていただければ、今まで以上の絵画に対する味わいというものが得られるのではないかなというふうに考えます」
特別展は8月23日まで高梁市成羽美術館で開かれています。