岡山空襲から75年、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝える岡山市民平和祭が26日、始まりました。
岡山市民平和祭は1982年から毎年開かれています。会場には岡山空襲に関する資料や写真パネルなど約60点が展示されています。
1945年6月29日未明、岡山市は大規模な空襲を受け、市街地の約6割が焼失しました。
(記者) 「こちらは岡山に投下された焼夷弾のレプリカです。中には石油系の燃焼材が入っていて周りのものを焼き尽くします」
(平和推進岡山市民協議会/南條節夫さん) 「今の状況をみるとまた元に戻ってるんじゃないかと危機感を持ってます。本当に戦争を知らない世代の人に関心を持ってもらうきっかけに」
岡山市民平和祭は30日まで、岡山エキチカ広場で開かれています。