岡山空襲から29日で75年です。戦没者の追悼式が岡山市役所で開かれました。
追悼式には、遺族会の代表13人と岡山市の大森市長らが出席しました。
1945年6月29日未明、岡山市は大規模な空襲を受けて市街地の約6割が焼失し、少なくとも1737人が亡くなりました。
青少年を代表して、岡山朝日高校3年の政木悠布さんが平和への誓いを述べました。
(岡山朝日高校3年/政木悠布さん) 「今この時に何ができるのか。これを一生かけて追い求めながら温かい平和な未来をつくっていきます」
戦争を語り継ぐ人が高齢化する中、次の世代に役割を引き継ぐことが課題です。
(岡山市戦災遺族会/岡野征二 会長) 「私の息子とか孫とかに伝えてそして知ってもらい私の次に(追悼式に)来てもらえるようにしたい」
戦没者追悼式は毎年、岡山市民会館で開かれていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小しました。