県をまたぐ移動制限の解除から3週間が経ちました。東京で連日、新型コロナウイルスの感染者が確認されている影響で新幹線の利用は低迷しています。
JR西日本によりますと、2020年の大型連休中の山陽新幹線の利用率は前の年と比べて5パーセントまで落ち込みました。 緊急事態宣言の解除後、6月29日から7月3日にかけては46パーセントまで回復しましたが、7月4日と5日の利用率は 30パーセントでした。
東京では10日、過去最多となる243人の感染が確認されていて、旅行や出張など長距離の移動を控えているとみられます。
(神奈川県に行く女性はー) 「介護で行ったり来たりしてるものですから、(東京には)行かないです」
(滋賀県に行く男性はー) 「(東京は)抵抗があります。(滋賀は)まだ安心なので」
(JR西日本岡山支社/高原晃 広報室長) 「回復軌道に乗るには相当な時間がかかる。岡山県、またはその周辺から観光需要等回復していきたい」