高松市の「四国村」でガラスや鉄の風鈴が飾られ、涼しげな音を響かせています。
高松市の屋島のふもとにある四国村。夏の風物詩、風鈴が石畳の坂道や明治時代に造られたアーチ橋などに約500個飾られています。 風鈴は花の模様が入ったものや、南部鉄で作られた和を感じさせるものなどがあり、風に揺られて涼しげな音を響かせます。
(中濱綾那リポート) 「今年は風鈴と端午の節句の飾りを同時に見ることができます」
江戸時代の農村歌舞伎舞台には、新型コロナウイルスの影響で公開されなかった五月人形や香川県の民芸品の張り子虎が飾られ、風鈴とのコラボレーションも楽しめます。
(四国村 学芸部/加藤彬さん) 「この時期暑いですけれども、少しでも風鈴の音を聞いて涼んで、五月人形をご覧になって楽しんでいただけたらと思います」
(観光客はー) 「爽やかになるよ、ええ感じ、音ね」 「最高やな、幼いころを思い出すわ、素晴らしい」
(中濱綾那リポート) 「古民家の縁側に座りながら、風鈴の静かな音色を楽しむことができます」
江戸から大正時代にかけての古民家で一休みもできます。この風鈴飾りは、8月いっぱい楽しめます。