「伝統工芸」というと、見るだけのイメージもありますが、実際に体験することで、より魅力を感じられます。昔ながらの伝統工芸を使った和菓子製法を体験できる教室が高松市にあります。
高松市花園町の「豆花(まめはな)」。ここで体験できるのが…?
(中濱綾那リポート)
「今の季節にぴったりな松茸と紅葉の木型を使って、和三盆の干菓子(ひがし)を作ります」
和菓子を型どるときに使う木型「菓子木型」は、江戸時代から続く伝統工芸です。
(豆花/上原あゆみさん)
「菓子木型職人が少なくなっているので、少しでも多くの人に菓子木型の魅力を知ってほしいという思いで始めました」
上原さんの父・市原吉博さんは、四国でただ一人の「菓子木型の伝統工芸士」です。
(中濱綾那リポート)
「手のひらでしっかり混ぜていきます」
木型に和三盆をギュッと詰めてひっくり返すと…20分ほどで和菓子の完成です!
(中濱綾那リポート)
「ふわっとしていてスーッと口の中で溶けていきました。一瞬で口の中で和三盆が溶けました」
優しい甘さとともに『伝統の技』を味わってみては?