香川県の戦没者追悼式が高松市で開かれました。戦後75年を迎えた今年は、新型コロナウイルス対策で例年よりも規模を縮小して行われました。
追悼式には例年300人ほどが集まりますが、今年は人数を制限し、遺族ら39人が参列しました。 国歌斉唱や児童による作文の朗読はなく、献花も来賓だけに限られました。
(父が中国で戦死/香川隆子さん) 「お父さんおってくれたらやっぱしいいなぁ、会いたいなぁ、と今に思います。もう年もいって何年もなるんやけど」 (父が戦時中に病死/清原榮子さん) 「命は尊いから、戦争は本当にね、絶対にしてはいけない、それは訴えたい」
香川県の戦没者は、2019年から21人増えて3万7802人となりました。