岡山市が24日、災害時の避難所での感染症対策などを盛り込んだ地域防災計画の修正案を確認しました。
岡山市は、避難所での感染症対策とペットとの避難について修正を加えた地域防災計画案を、感染症などの専門家9人と協議しました。
修正案には避難所での3密を避けるため、親族・友人宅への避難を検討することや、自力での移動が難しい人の避難に旅館やホテルを活用することなどが加えられています。
(岡山市保健所/松岡宏明 所長) 「啓発ではなく、物理的に(避難所の)環境の広さ自体をどういうふうに担保するかっていうのが鍵になってくると考えています」
また、ペットの避難については「動物アレルギーがある人などに配慮し、人の避難スペースから離れた所に飼育場所を確保する」と明記することを確認しました。
この修正案は2020年度末の岡山市防災会議で提案され、地域防災計画として策定される予定です。