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子どもの気持ちになって「太陽」の絵を描こう 感性の育み方を学ぶオンラインイベント 香川

 みなさんは小さい頃、どんな絵を描いていましたか?子どもは絵の中によくお日様を描きますよね。そんな太陽を描くことについてのお話です。

 27日にオンラインで開かれたイベントは、太陽の絵を通して子どもの表現力を磨こうというものです。子育て中のお母さん11人が参加しました。

(野口真菜リポート) 「クレヨンと画用紙を使って、子どもの気持ちになって太陽の絵を描いていくことで、子どもの感性の育み方を学んでいきます」

 小さな子どもは、絵の中に太陽を描くことが多いといいます。しかし小学校受験などでは、太陽を描くことは個性のない絵として避けられることもあるそうです。

 27日のイベントでは、子どもがありのままに表現できるよう、親が声掛けなどでサポートする大切さを講師が話しました。

(親勉チビーズ協会/たなかようこ インストラクター) 「こうでなければならないとか、太陽は赤だねとか、決めつけないように声掛けはしたいし、太陽の絵を通して楽しむ視点だったり、こんな見方もあるという視点をお届けできていたらいいなと思います」

(親勉チビーズ協会/いしいおうこ 代表理事) 「『太陽だって、いろんな太陽がある』とお母さんが言葉を掛けさえすれば、彼らの中に想像が広がっていくわけなので、子どもの自由な良さを生かしていってほしいんですよね、これからの時代、その気付きのきっかけにはなるのではないかなと思っています」

(イベント参加者) 「きょうから声掛けを変えて、子どもが意図的に描くようになったときに変化を見たいなと思いました」

 岡山県矢掛町で、太陽の絵を描くことを通して被災地の子どもたちを支援している画家の大西幸仁さんも、自由に思い切り描くことが大切だと話します。

(画家/大西幸仁さん) 「画用紙に削れるくらい思い切り全身をぶつけろと。ほな喜んで描くんよ、みんな。削れるくらい精一杯の力でね。これが太陽のエネルギーやね。太陽はいろんな色を出していますからね、毎日ね。だからもう自由にね、自分の思う太陽を描いてほしいですね」


 ところで、子どもたちは大きくなるにつれてなぜ太陽を描くことが少なくなるのでしょうか。

(高松工芸高校 美術科/三村昌道 教諭) 「光源として何かを照らすものとして捉えるように、気持ちが変わってくるのが原因なのかな、という感じがありますね」

(高松工芸高校 美術科/樋口聡 教諭) 「太陽というものが、『家族』とか『父親』というような幼少期にウェイトを大きく占めるものの象徴だと思うんです。それがだんだん高校生で自分の活動が中心になってくると、少しずつ興味が薄れてくるんじゃないのかなという気がします」

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