岡山県新見市で米の等級を決める検査が始まり、新米の出荷準備が進められています。
黄金色の稲穂が実った新見市の田んぼです。8月下旬からコンバインを使って稲刈りが行われています。
収穫されたもみは水分が約15パーセントになるまで乾燥させ、もみすり機でもみ殻を取り除き玄米にします。
袋詰めされた玄米はJAの職員が専用の器具を使って袋から抜き取り、水分の量を測ります。今年初めての検査となったこの日は「コシヒカリ」や「あきたこまち」など約50トンを検査し、そのうち約9割が1等に格付けされました。
(JA晴れの国岡山 新見統括本部/真壁良介さん) 「今年の新見産の米は品質も良く甘みもあり収量もいいので、皆さんにいっぱい食べていただきたいです」 玄米はこの後、精米所で白米にして18日から新見市のJAなどで販売されます。