岡山市のカレー店が、新型コロナウイルスの影響を受けている外国人留学生らを応援するキャンペーンを行っています。
(記者) 「店が発行したクーポン画面と学生証を見せると、こちらのカレーを無料で食べることができます」
岡山市北区下中野のカレー店、「マター」です。1日から岡山県内の大学、専門学校、日本語学校の学生を対象に無料でカレーを提供しています。外国人留学生だけでなく日本人の学生も対象です。
ネパール人の店主、アチャーリヤ・プレム・プラサドさんが企画しました。
(マター/アチャーリヤ・プレム・プラサド店長) 「ちょっと大変かなと思うので何をしようかと、カレーをプレゼントしたらうれしいかな」
無料で提供するのはカレーとナンのセットで、カレーはチキンやキーマなど6種類から選べます。
アチャーリヤさんのお店は新型コロナウイルスの影響で、4月下旬から2カ月以上、休業しました。営業再開後にアルバイト収入が減るなど生活に困っている外国人留学生の存在を知り、支援を決めたそうです。
(アチャーリヤ・プレム・プラサドさん) 「一番は仕事が少なくて困ったり学校が長く休みで学校も行けない、ずっと家で何しようかなと考えてる方が多い。みんな頑張って、コロナに負けないようにって感じでやりますよ」
カレーの無料提供は岡山市のマター下中野店と北長瀬店で、10月31日まで行っています。月に100食限定で1人1回限り、無料で食べることができます。