岡山県真庭市でニューピオーネの出来栄えを競う共進会が10日、開かれました。
共進会には、真庭市南部の農家が栽培したニューピオーネ23点が出品されました。審査員は房の形や色、糖度など13項目を採点します。
色が濃いほど評価が高く、種が残っていれば減点の対象になります。今年は記録的な猛暑となったことから、ほとんどのニューピオーネの糖度が目標の18度を上回りました。
(真庭農業普及指導センター/池田俊明 所長) 「干ばつの影響で小房傾向ではありますが、その分しっかりとした味と着色で良い品質のブドウが出来ていると思います」
10月2日には真庭市北部の農家が育てたニューピオーネも審査し、市の「最優秀」を決めます。
出品されたニューピオーネは、新型コロナウイルスの感染対策に取り組む真庭市の医療従事者に贈られます。