シャインマスカットなど岡山県産のブドウの出来栄えを審査する共進会が3日、赤磐市で開かれました。
岡山県の50以上の農家が、大切に栽培した「シャインマスカット」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を出品しました。梅雨が長引いた影響で例年より出品数が少なくなっています。
ブドウの旬の時期が岡山県北部と南部で違うため、今年の共進会は7月、9月、10月の3回に分けて開かれます。
岡山県農林水産総合センターの研究員ら約20人が、房の形や糖度、味など9つの項目を審査しました。審査結果は10月、高梁市で開かれる共進会の後に発表されます。
(JA全農おかやま園芸部/梶田謙二 部長) 「これから9月、10月に向けてまだまだと言いますか、これからが岡山のブドウの本格的なシーズンですので、消費者の皆さんにはぜひ岡山のブドウをしっかり応援して買ってもらえればと思っています」
3日に出品されたブドウは、新型コロナウイルスの感染拡大防止に取り組んでいる岡山県の10の病院に贈られます。