東京商工リサーチ高松支社の調査で香川県で8月、1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業が30年ぶりにゼロになりました。
東京商工リサーチ高松支社によると、集計が確認できる1971年以降、負債額1000万円以上の倒産が1カ月間なかったのは、1988年10月と1990年8月の2回で、今年8月が30年ぶり3回目でした。
東京商工リサーチは、国や自治体による給付金や無担保・無利子で一定期間返済が猶予される融資など、新型コロナウイルスの手厚く幅広い経済対策が浸透したのではないかと分析しています。 一方、消費マインドの低下が懸念されていて終息のめどがたたない限り、倒産が増加に転じる可能性が高いとしています。