新型コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止や無観客での開催を余儀なくされています。
そんな中、9月に高松市で延べ1000人以上の観客を集めるイベントが行われました。
しばらく見ることができなかったにぎやかな光景。ステージに立つのは歌手やアイドル、パフォーマーなど、香川を中心に活躍するアーティストたち。 企画したのは、エンターテイメントユニットラプラスの加藤直さんです。
(ラプラス/加藤直さん) 「最初来てもらえるかなって不安はすごくあったんですけど、ふたを開けてみたらこんなにたくさんの方に来てもらえて、皆さんコロナを意識されててソーシャルディスタンス2メートルって言われてますけども、ステージと客席はそれ以上の幅を取っていたり余裕をもってしてます」
今回のイベントは入場無料。資金はクラウドファンディングで集めました。目標額・120万円を達成するため4月には生配信ライブを行いました。
(ラプラス/加藤直さん) 「最終的には147万円もいただけて本当にありがたく思ってます。有料だったらイベントってできると思うんですけど、そこは無料にこだわりました。ほぼほぼここの設営費に使ったものだったりとか、コロナの備品もたくさん買ったりしたのでそういったものに充てます」
(来場者はー) 「コロナ対策もしっかりされていて、無料でされてることに興味があって来たんですけども」 「すごく盛大で楽しめてます」 「生きる活力が湧きました」
お客さんに楽しんでもらいながらもスタッフはいつも以上に神経を使っていました。
(イベントスタッフ) 「大盛況なんですけどコロナの感染対策っていうのが第一に来ますから、それを十分に気をつけながらやるっていうことですごく神経使います」
今回のイベントには、飲食店やワークショップなど約30店舗が出店しました。
(出店者はー) 「うれしいですね。ピザが焼ける、焼いて食べてもらえるいうのが僕はすごいうれしいんで」
午前10時から、7時間にわたって行われた『かがわハッピータイムフェスティバル2020』。来場者は、延べ1000人を超えました。
(ラプラス/加藤直さん) 「ありがとうございました。やっぱり自分たちがこうして実際にイベントをすることで、しっかりとルールにのっとればイベントができるんだっていうことを少しずつみんなに広めていきたいなと思っております。もちろん油断はできないとは思うんですが」