15周年を迎えた「サヌキロックコロシアム」が23日と24日、高松市の商店街で開かれました。コロナ禍を経て迎えた音楽イベントに高松の街はにぎわいました。
高松市の商店街をロックミュージックで盛り上げる音楽イベント「サヌキロックコロシアム」。高松市の3つの商店街と周辺の6つのライブハウスを会場に2日間で100組以上のアーティストが出演しました。
(「四星球」 シンガー/北島康雄さん)
「15年続いていて、15年ずっと、毎回、前日とかその朝とかわくわくしますね。それはすごいなと思いますね。毎回毎回、新鮮にわくわくできてる」
サヌキロックコロシアムは2024年で15周年。四国を中心に活躍するバンド「四星球」の呼び掛けをきっかけに、2010年に始まり、FM香川などが商店街とタッグを組んで開催しています。
商店街を回遊しながら、ライブやラジオ、グルメなどを楽しめることが人気を集め、盛り上がりをみせていました。
しかし、新型コロナの影響で2020年と2021年はイベント自体が中止に。四星球など参加予定だったアーティストが代わりに無観客ライブをラジオで生配信し、復活の時を待ち続けました。
そして迎えた2024年。新型コロナの5類移行後、初めての開催です。
四星球のドラム・モリスさんや商店街のお店など、街全体で準備を進めてきました。
(商店街の時計店)
「新型コロナで3回くらいできなくて、どうなるんかと思ったけど、無事また復活できたから良かったと思う、本当」
(商店街の眼鏡店)
「去年も結構盛り上がりましたから、今年はたぶん去年以上なんじゃないかと」
(野口真菜リポート)
「サヌキロック初日です。コロナ禍を経て完全復活となった今年。商店街には多くのお客さんが訪れています」
(兵庫県から)
「(サヌキロックに)前来たのが9年前とかで、結構前になっちゃうんですけど、街ぐるみで活気があって、すごい商店街も楽しめていい感じ」
(三豊市から)
「初めて来たんですけど、このライブハウスをいろいろ回れるというか、新しい感じで楽しいなと思っています。1日全部時間が空かないようにアーティストを決めているので、どんどん回っていこうかなと思います」
(「EOW」のファン)
「去年サヌキロックで知ってからファンになりました。(Q.アーティストと交流できるのは?)すごいうれしいです。なかなかないような気がするので」
四星球のステージには多くのファンが駆けつけ、コロナ禍前のにぎわいが戻ってきました。
(「四星球」 シンガー/北島康雄さん)
「ノリで、失礼な言い方になるかもしれないですけど、本当にノリで始めたイベントに、全国からサヌキロックに出たいって思うバンドさんがいらっしゃるというのは、本当幸せなことやなと思います」
(「四星球」ドラム/モリスさん)
「こういう日の商店街を見たら、やっぱりまだまだみんな商店街楽しめるなと思って、楽しみになりました。今後の商店街自体が」