新型コロナウイルスの影響で、今年のハロウィーンの楽しみ方にも変化が出ています。
今年のハロウィーンの流行を知るために訪れたのは、ドン・キホーテ岡山駅前店。
(記者) 「こちらの店では入ってすぐの場所にハロウィーングッズを集めたコーナーを設けています」
(ドン・キホーテ岡山駅前店/江崎巧 副店長) 「例年はコスプレとかなんですが、おうちハロウィーンの商品ラインナップを充実させています」
今年のキーワードは「おうちハロウィーン」。家の中で楽しめるボードゲームやカラオケなどを取りそろえています。 そして目立つ場所にはなんと、夏のイメージがある花火です。
(江崎巧 副店長) 「冬などは写真写りもすごくいいと、花火も楽しみながら、新しい提案として紹介しています」
またオンラインでの交流を想定して、上半身や顔回りを「盛る」ことができるグッズも充実しています。既に品薄の商品も。
(江崎巧 副店長) 「『鬼滅の刃』のコスプレグッズ、羽織とか刀とか簡単に着こなせる商品で今年はすごく人気です」 Q.何の呼吸で楽しんでほしい? 「新型コロナに負けないような元気な呼吸で」
たくさんの商品がありますが、ハロウィーン関連の売り場は2019年の半分ほどだそうです。
(江崎巧 副店長) 「身近な方、家族や恋人や子どもとかと一緒に楽しんでいただけたら」
一方、岡山市の奉還町商店街には「一度はどこかで見たことがある身近な人」の仮装を楽しむ人たちの姿が。
「地味ハロウィン」と呼ばれるイベントは岡山県の大学生らが2019年に始めました。
今年は新型コロナウイルスの影響で会場での実施を断念し、代わりに仮装した写真をSNSに投稿して全国の人と共有することにしました。
(地味ハロウィンinおかやま実行委員会/野村泰介さん) 「例年だったら岡山駅の周りに集まっていたが今年はそれができない。撮った写真をSNSにアップして、時間とか場所に制約なくみんなが楽しめるようになったのでいいかな」
中には本物と見間違えるくらいそっくりな仮装も。
実行委員会ではSNSに投稿された写真の中から、上位3組を表彰する予定です。
(野村泰介さん) 「来年以降は本当に集まるのもあり、オンラインもありみたいなそれぞれの選択肢が増えたということで、それぞれの楽しみ方ができるのではないかと思っている」