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鳥インフル発生が相次ぐ香川県…三豊市の養鶏場で新たに4例目 約1万羽を殺処分

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 香川県で今シーズン4例目の発生です。このうち2カ所の養鶏場で鳥インフルエンザが発生している三豊市で、13日、別の養鶏場でも鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

(記者)
「入り口には立ち入り禁止の看板が設置され、養鶏場へと続く坂道には消毒用の石灰が撒かれています」

 香川県によると、12日この養鶏場から「死ぬニワトリが多い」と連絡があり、遺伝子検査した結果、高病原性とみられる「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

 13日の午後3時に、1万羽のニワトリの殺処分を終えました。

 周辺では、11月5日に2キロほど離れた養鶏場で、11日には4キロほど離れた養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生しています。
 このうち、11日に感染が確認された養鶏場と今回の養鶏場は同じ会社が経営していて、県は、人や車の行き来など関連がなかったかを調べています。

 また、周辺に消毒ポイントを8カ所設置し、半径3キロ以内の養鶏場からのニワトリや卵の移動を禁止するなどの対策を取っています。

(香川県/浜田恵造 知事)
「関係者の協力・応援をいただきながら、県民生活に影響が及ばないよう、可能な限り迅速に防疫措置を進めていきたい」

 また、県は養鶏場から半径10キロ以内のため池などで13日から改めて野鳥の調査を行います。

 1例目の鳥インフルエンザが確認されたあとの調査では、死んだ野鳥は見つかっていません。
 2例目の鳥インフルエンザが確認された東かがわ市の養鶏場周辺では死んでいる野鳥4羽が見つかりましたが、いずれも鳥インフルエンザの簡易検査の結果は「陰性」でした。

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