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香川での鳥インフル感染拡大に警戒 渡り鳥など野鳥の調査を開始

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 鳥インフルエンザが発生した三豊市の養鶏場では、香川県や自衛隊などによるニワトリの殺処分が進められています。また、県は消毒や注意喚起を行うことなど感染が拡大しないよう警戒を強めています。

 鳥インフルエンザの発生が確認された三豊市の養鶏場では、県や三豊市の職員、自衛隊員など約200人が5日から24時間態勢でニワトリの殺処分作業にあたっています。
 県によると33万羽のうち、6日午後0時までに約7万5千羽の殺処分を終えました。

 関係者によるとこの養鶏場では、ニワトリが突然死に近い形で死んでいて高い病原性をもつウイルスによるものだとみられています。
 半径3キロメートル以内には26の養鶏場が密集していて、香川県は消毒や注意喚起などを行いながら警戒を強めています

 また、環境省は全国で野鳥に関する警戒レベルを最も高い「レベル3」に引き上げました。
 環境省の指示を受け、県は野鳥監視重点区域となる養鶏場の半径10キロメートル以内で野鳥の調査を始めました。

 調査は野鳥の専門家10人ほどが4つの班に分かれて6日から3日間、17カ所のため池で渡り鳥などを中心に、異常がないかや死んだ鳥がいないかなどを調査します。

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