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香川県で3例目 三豊市の養鶏場で鳥インフル発生 1例目の養鶏場から約1キロ

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 10日に三豊市の養鶏場で確認されたニワトリの鳥インフルエンザが遺伝子検査の結果、高病原性とみられる「H5亜型」だとわかりました。

(香川県/浜田恵造 知事)
「短期間に連続して防疫措置を行わなければならないという非常に厳しい状況ですが、引き続き各部局の協力をお願いします」

 香川県は11日朝の対策会議で、防疫措置などについて確認し作業を始めました。

(記者)
「現在、午前9時を過ぎたところです。鳥インフルエンザが確認された養鶏場の隣では、防護服を着た職員が10数人待機しています」

この養鶏場ではブロイラーの親鳥を1万1000羽ほど飼育しています。
10日朝、16羽のニワトリが死んでいると香川県の家畜衛生保健所に連絡があり、簡易検査を行った結果、鳥インフルエンザが確認されました。

 その後の遺伝子検査で高病原性とみられる「H5亜型」だとわかり、県は11日朝から消毒や殺処分などの防疫作業を行っています。

 この養鶏場は11月5日に1例目が発生した養鶏場とは1キロほどの距離で、11月6日の検査では4つの検査すべてで陰性が確認されていました。

 また鶏舎は野鳥などが入りにくいように目の小さな金網で囲んでいて、いまのところ感染経路はわかっていません。
 この養鶏場の半径3キロ以内には31の養鶏場があります。

 香川県はニワトリや卵の移動を制限し、職員約50人で周囲の消毒や殺処分などを行っています。作業が終わるのは13日ごろとみています。

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