民事裁判のIT化が全国一斉に始まります。岡山地方裁判所が2日、模擬手続きを公開しました。
岡山地方裁判所など37の地裁では、14日にウェブ会議が導入されます。現在、高松や広島など14の地裁で運用されていて、これで全ての都道府県の地方裁判所がIT化されます。
民事裁判の弁論準備手続きなどは、これまで電話会議で行われてきました。
しかし、岡山県内の民事訴訟にかかる審理期間は2019年までの10年間で4カ月ほど長くなっています。
ウェブ会議の運用により表情を把握できる他、日程調整がしやすくなることなどから、審理期間の短縮が見込まれるということです。