備前焼作家・木村玉舟さんの展示会が岡山県倉敷市で開かれています。
会場には2021年の干支、丑の置物など約70点が並んでいます。
備前市在住の備前焼作家・木村玉舟さんは、一般的な備前焼の3分の1程度の鉄を含んだ土を使い、じっくり焼くことでできる乳白色の焼き物「白備前」を作っています。
子どもが牛の上にちょこんと座ったかわいらしい白備前には、木村さんの平和への思いが込められています。
この他、酸素に触れにくい状態で焼く珍しい「青備前」も見ることができます。
(備前焼作家/木村玉舟さん)
「今年はまずコロナ禍の中で少しでも心が和らぐように、平和な岡山・香川になっていただけたらという思いで作らせてもらいました」
「白備前 木村玉舟 陶牛展」は天満屋倉敷店で7日まで開かれています。