毎年恒例、巨大な干支が参拝客を出迎えます。
香川県まんのう町の神社で2021年の干支「丑」にちなんだオブジェがお目見えしています。
モ~ッと今にも鳴きそうな巨大な牛。頭の先からお尻まで約3.5メートル、高さは約2.5メートルです。
まんのう町にある大宮神社では、氏子の有志らが約25年前から毎年干支のオブジェを作っていて風物詩になっています。
製作期間は約1カ月。竹で作った骨組みに布や、わらを重ねた上に境内のシュロの樹皮をかぶせて仕上げています。
(中濱綾那リポート)
「新型コロナウイルスの1日も早い終息を願い、牛の首には疫病退散の札がかけられています」
また、牛の近くには疫病から人々を守るとされる妖怪、アマビエの置き物も設置されました。
(参拝した人は―)
「でか!まじでか!」
「本物みたい!」
「毎年いろいろね、自然のものを使っていて楽しみにしています。マスクのいらない社会がきてほしい」
(大宮神社/黒木裕司 宮司)
「昨年が新型コロナウイルスの感染症で大変な方が多かったと思うのですが、今年は良い年になりますように祈念を込めて一生懸命氏子が作りました」
大きな牛のオブジェは2月いっぱい飾られます。