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マンゴーで学ぶ「6次産業」とは? 産業を掛け合わせて農業を活性化 香川

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 皆さんは「6次産業」という言葉を知っていますか。今回は「マンゴー」で6次産業を学んでみましょう。

 香川県三豊市でマンゴーやアボカドを栽培する「アンファーム」の畑です。アンファームを営む安藤さん夫妻が、香川県で農業を営む13人に「6次産業化」について教えました。

 6次産業とは生産や収穫をする1次産業、加工する2次産業、加工品を流通・販売する3次産業を掛け合わせる取り組みです。

(瀧川奈津希リポート)
「アンファームでは、生産したマンゴーをこのように加工してゼリーにしたりジャムにしたりして、自身の持つ店舗で販売しています」

 また、マンゴーを使ったメニューを提供するカフェなども経営し、「6次産業」に取り組んでいます。19日は畑やカフェで生産から販売までのノウハウを参加者に伝えていました。

 6次産業化には規格外の農産物の有効活用や加工によって商品の価値を高めるなどのメリットがあります。

 主催した香川県農政課によりますと、農家の経営に競争力を付け、県内の農業を活性化させることを目的にしています。

(参加者は―)

「6次産業化を本格的にやりたいという気持ちもあったんですけど、まず何からどのように手を付けたらいいのかというのがどうしても難しくて、ちょっと見せていただきたいなと思って」

「かなり勉強になりました。自分のところのインターネットで売ったり、少しずつ販売していくことがベストかなと思います」

(アンファーム/安藤祐子さん)
「作った人が最後まで加工していくというのがいっぱい愛があふれてると思いますので、そういったものをお伝えしていきたい」

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