香川県立盲学校で卒業式が行われました。
高等部を卒業する生徒のうち2人は県内の大学に進学します。
高松市扇町にある香川県立盲学校では、小学部の男子児童2人と高等部普通科の男女3人が卒業式を迎えました。
高等部の山本華さんは高松市の中学校を卒業後、盲学校に入学しました。
(高等部を卒業/山本華さん)
「この場所で過ごした何気ない日常が今となってはとても愛おしくかけがえのない時間です。これまで私たち卒業生を支えてくれた皆さん本当にありがとうございます」
山本さんは、志望していた四国学院大学社会福祉学部に進学します。
(高等部を卒業/山本華さん)
「私と同じ視覚障害者の方々で困っている人たちは世界中にたくさんいらっしゃると思うので、視覚障害者の方々と一緒に進んでいけるような場に行きたいと思います」
高等部の他の2人のうち1人は同じく四国学院大学に進学、もう1人は福祉サービス事業所で軽作業などを行う予定です。
また、小学部の2人は盲学校の中学部に進みます。