大きな災害時に支援物資の受け入れ拠点となる防災備蓄倉庫が岡山県倉敷市に完成しました。
倉敷市児島阿津に完成した防災備蓄倉庫は約2億2000万円かけて作られたもので、延べ床面積は約1100平方メートルです。
倉敷市では2018年の西日本豪雨で大量に届いた支援物資の受け入れ場所の確保が問題となりました。
そこで防災備蓄倉庫には10トントラック20台分に当たる500立方メートルのスペースが作られました。
瀬戸中央道の児島インターチェンジからも近く、大型の10トントラックでの搬入・搬出が可能です。
(倉敷市/伊東香織 市長)
「迅速な防災グッズの搬入、仕分け配送ができる1つの大きな災害への拠点ができたと思う」
この倉庫では倉敷市の備蓄量の3分の1に当たる9万食の非常食などを保管します。