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岡山県内初 古墳から「煙突」出土 朝鮮半島の百済と関係している可能性

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 岡山県津山市の古墳で県内で初めて古代の煙突が出土しました。

 岡山県古代吉備文化財センターは、2020年10月から津山市の高尾北ヤシキ古墳で発掘調査を行っています。

 こちらが出土した6世紀末ごろの煙突「筒形土製品」です。韓国や近畿地方では多く見つかっていますが岡山県では初めてです。

 「筒形土製品」は炉やかまどの煙を外に出すものですが、今回の出土品にはススの付着がなく実際に使用されたものではないとみられています。
 今回の発見について、岡山理科大学の亀田修一教授は「煙突など、かまど関連の製造技術が朝鮮半島の百済と関係している可能性」に注目しています。

(岡山理科大学/亀田修一 教授)
「極めて珍しいものだということです。今回、発見っていうのはそういうところ(渡来系文化)との結びつきも含め、県北の製鉄文化とも関わってくる。県北の重要性が見えてくる」

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